2015年12月12日土曜日

次々と年内の授業が終了しています。

こんにちは。さすらいの日本語教師です。
本日も当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。


先週のBasico1を皮切りに、先週の土曜に1クラス、今週に入ってからは実に4クラスが年内の授業を終了しました。
日本語能力試験も終わったし、ぶっちゃけ学習者の頭の中は夏休みのことでいっぱいで授業どころではありません!(笑)

残すは今週水曜から始まったsuper intensivoのクラスと、統合計画実施中の1クラスのみで、これも来週で終了です。

クラス統合計画についてはこちら↓

クラス統合計画と言えば、ミラクル学習者のミサコちゃん、見事に終了しましたよ~
本当によくがんばりました!
これで新年から統合したクラスで授業開始です。よかった!(^^)

ここに来て半年、ずっと一緒に勉強してきた仲間たちと、しばしお別れ&休憩。

年明けから担当じゃなくなるクラスもありますが、新しい学習者との出会いも待っているので、ちょっと寂しいけど楽しみもあります(^^)

来年はどんな日々&出会いが待っているんでしょうか?
とりあえず学習者100人目指します!(本気)

私ももうすぐ夏休みです(^^)





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2015年12月9日水曜日

本日のクラスのワンシーン 2015/12/9 超集中クラス開講しました

今日からsuper intensivo(超集中)クラスが始まりました。

うちの学校は通常1回1.5時間の授業を週2回行い,basico1は8週(2か月)で2課まで進んで課テスト(進級テスト)になります。が,この超集中クラスはそれをなんと8日間でやるというもの。トータルの時間数は同じですが,一日で覚えるものの量がメチャメチャ多くなりますし,次のクラスまでに小分けに宿題を片付ける。。という時間的余裕もありません。その日習ったものはその日のうちに覚えないと,翌日からまた新しいのがどっと入ってきて,あっと言う間について来られなくなります。
そんなタイトなクラスに,3名もの若者が参加表明しました。さすが若者,体力ありますね~。あ,ちなみにこのクラスは夏休みに入って時間が有り余っているであろう学生をターゲットにしたもの。狙い通りです。

さて,初日の本日,遅刻はありましたが,3人全員ちゃんと来てくれました。全員男性です。
はじめこそ緊張して固かったのですが,全員揃ってからタイミングを見てアイスブレーキングで(スペイン語で)自己紹介してもらったところ,だいぶ緊張がほぐれて仲良く話すようになりました。
仲良くなりさえすれば仲間意識が芽生えて,これからの大変な8日間も力を合わせて乗りきれることでしょう。
同年代で,男同士で,同じ興味を持っている人達。
クラスが一緒になったのをきっかけに,熱い友情を育んでいってくれたらとても嬉しいです。

あと8日後に日本語と友情はどうなっているのでしょうか???

2015年12月5日土曜日

いよいよ明日は日本語能力試験。みんな、がんばれ!

この4か月間、対策講座をしてきましたが、明日がいよいよ本番です。
昨日、N3クラスの最後でした。
今日、N4クラスの最後でした。

N2クラスとN5クラスは担当ではありませんでしたが、学習に励んでいる姿はしっかり見ています。

この4か月間、受講者のみなさんが一生懸命日本語を勉強する姿を見て、私もかなり触発され、スペイン語習いたーーーい!という欲求が高まり、現在長く学べる学校を探し中です。

いつでも、学習者にしてあげられることはほんの少し、いただくものはたーくさん。

全ての受講生のご武運をお祈り申し上げます。
どうか、実力が発揮できますように・・・

¡Que Tengan Buena Suerte!

2015年12月3日木曜日

本日のクラスのワンシーン 2015/12/3 最後のクラスでプレゼント交換

こんにちは。さすらいの日本語教師です。
本日も当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。


12月に入り、夏休み休暇?年末年始休暇?のために、通常クラスが一旦修了を迎えます。
始めに修了を迎えたのは、2か月前に始まったばかりの初級クラスでした。
今日は初めての課テストでしたが、みんな余裕で合格でした。
結局10人で始まって、9人で終了。優秀です。
これから約1か月間お休みです。

成績を配って解散。。。ではなく、実はこのクラスの学習者が、「プレゼント交換をしましょう!」と言い出し、先週中に誰が誰にプレゼントをあげるか、くじ引きをして決めていました。
誰にあげるかはヒミツ、予算は10ソレスです。

こういう発想自体、かわいいですよね(^^)

私は日本製フリクションペンをあげました。
そして私は13歳、クラス最年少の学習者からプレゼントをいただきました。
そして、いただいたのはこちら。

なんと、ピアスです!!

きっとお母さんに選んでもらったのだろうと思っていたのですが、ちょうど迎えに来たお母さんにお礼を言ったところ「私は一緒について行っただけで、選んだのはこの子なんですよ」と。
すごく嬉しくて、ハグして感謝の気持ちを伝えました(^^)
これを買うまで、彼はいろいろ考えたんだろうな~と思うと、なんだか胸がキュンとなりました。
そして、人に物を贈るときに、その人のことを考えながらプレゼントを選ぶことがいかに尊いかを、その少年学習者から教えてもらった気がします。

ありがとう、少年。
あなたの気持ちと一緒に、大切に使わせていただきます(^^)





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2015年11月28日土曜日

本日のクラスのワンシーン 2015/11/28 学習者から胸キュンの贈り物と教師の役割再考

私は常日頃から与えるよりも何倍もの目に見えないすばらしいプレゼントを学習者から受け取っていると思っています(私はそれを「キラキラパワー」とか「胸キュン」と呼んでいます。)が、それを今日、つくづく感じました。

あ、ちなみに、あと1週間で日本語能力試験(JLPT)です。

まず、今日午前のクラスのある学習者、自習用にあげた問題冊子を着々と消化中。
この学習者、エンジニアとして仕事もバリバリしてるし、大学でも教えるような人で、超多忙。
なのに、それを言い訳にしたりせず、着々と実力をつけてます。
先週末に最後の模擬試験を行ったのですが、それも言われなくてもすでに復習済み。
自力で分からなかったところだけをチェックし、今日質問してきました。

モチベーションの高い学習者は、言われなくても自ら進んで勉強するんですよね。
ここでの教師の役割は、質問にきちんと答えること。


午後のクラスのある学習者は、とにかく明るい!
宿題の間違いを指摘しても「Oh,No」ではなく「あっは~!」 と笑い飛ばすような人。
そして日本語で話そうとします。
語順はスペイン語のそれになること多々あり、語彙もスペイン語になること多々あり。
でも、ストレスなく話したいことを笑顔で話してくれるその姿勢が、とっても嬉しいんです♡
そしてこの学習者との会話は楽しくて、癒されて、気が付くとあっという間に時間が過ぎています。

覚えたことを使って話ができるって楽しいんですよね。
やっぱり知識としてじゃなくてコミュニケーションのために言葉はあるんだなって、思い知らされます。
教師は今が間違いを直す時なのか、とにかく話させる時なのかをきちんと決めて、メリハリをつけなきゃですね。


そして最後の夕方のクラスの学生。
ここはモチベーションハンパないです。
ある学習者はJLPTの勉強のために、先生からもらった分厚い教材のほかに、自分でネットで教材を探してやるほど。
先週授業を休んだのですが、理由は「JLPTの勉強をずっとしていたから」でした。
普段の授業態度にもよると思いますが、私は「どーしても合格したいんです!」と笑顔で答えるこの学習者を叱ることができませんでした。
「通常クラスに来てもJLPTの勉強になるのに~」と言って終わりです。

すごいですよね。自ら定めた目標にむかってひた走るやる気と行動力
ここに教師の出る幕なしです。
「助けて」と言われるまで、ひたすら見守るのみです。

そしてある学習者は、先週一人だったのでまたいろいろ話をしたのですが、そのときに「何か話したいテーマある?」と聞いたところ「あります!でも日本語ですぐには言えないから、スピーチ原稿まとめてきます!」とのことでした。
「じゃあ、スピーチ原稿できたら、いつかチャンスがあったとき(クラスメイトがみんな休んで一人になったとき)に言えるように原稿覚えようか」と話して終わりました。
あ、ちなみにこれ、通常の授業とは全く関係ないことです。
そして今日早速笑顔で「先生、書いてきました~♪」と渡された原稿。
手書きでびっちり2枚分。
しかもタイトル「ホメオパシー療治を利用しない方が良い理由」です。やばい。知識ない・・・(><)
でも、この学習者がどれだけの時間を使ってこの原稿を書いたのか、そこまでして言いたいことであることを思うと、こちらもきちんとしたFBを返さなければ失礼になります。

学習者って、言葉が完璧にはできないだけで、考えていることや知識はこちらよりもはるかにレベル高かったりするんですよね。
そして、本当にやる気のある人って、成績との関係の有無とか「やっても意味ない」とかの損得で動くのではなく、「やってみたい、話してみたい、伝えたい」という純粋な向上心や好奇心で動くんですね。
教師のできることは、(勉強して知識を得て)誠心誠意のFBを返すことですね。

なんか今日は学習者のキラキラパワーがハンパなくて、胸がキュンキュンしっぱなしでした。
彼らが楽しそうにしているのを見てると、私もスペイン語学校に行って勉強したくなってきちゃいました~☆
今は週1回、友人が集まる「スタディーナイト」があるので、そこでやって発散しています。


とにかく、学習者からは本当にいろいろな目に見えない大切な贈り物をもらっています(^^)
私はなんて幸せ者なんでしょう。
今日も全てのことに感謝です☆






2015年11月27日金曜日

恩師の教え

こんにちは。さすらいの日本語教師です。
本日も当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。


私はJICAの青年海外協力隊として2007年から2009年までコスタリカに、そして2010年から2011年までパナマに派遣されていたことがあります。(詳しくは別ブログ「世界をさすらう日本語教師の日々」をご覧ください。)協力隊に参加できたこと、そしてコスタリカやパナマと言ういわゆる孤立環境で、必ずしも必要とされない日本語を楽しそうに学ぶ学習者と出会えたことが、私の日本語教師としてどう進むかの方向付けにもなった重要な分岐点だったと思っております。

それは、ある一人の恩師との出会いを抜きには語れません。
その方は、JICA日本語教師の技術顧問をされています。
もうそれはそれは、放つオーラが圧倒的に違うお方でした。
同じ空間にいるだけで、心がほ~んわかして、自分を認めてもらえてるように感じれて、お話を聞いているだけで涙が出てくるんです。
人間力、ハンパない。

そんな先生が、ついにご退官なさるときがきたと、日本にいる同志が知らせてくれました。
今年は協力隊発足50周年ということもあり、歴代日本語教師隊員約130名が、ご退官の集いに参加されたそうです。
私も日本にいたらぜひとも出席したかったです~(T_T)
これから、例えばまたJICAボランティアに参加したとしても、もう研修で先生にお会いになることはないのかと思うと、寂しくて寂しくてたまらなくなりました。

でも、今日の私があるのは先生のおかげと言ってもいいくらい、私の心には、いつも先生の教えがあるのです。

たとえば、私が自分の活動拠点を日本ではなく、海外に決めたのは、孤立環境にある学習者の役に少しでも立ちたいと思ったからで、それも先生の教え。

たとえば、日本語教師としての「さしすせそ」を教えてくださったのも、先生でした。

協力隊から帰ってきて、調子づいていた私が「私はこれからもボランティアとして生きていきたい。お金のためになんか働きたくない」と言ったことに対して「本気でボランティアでやっていきたいと思うなら、まず自分の生活を支える収入源をどうやって確保するか考えなさい。自分で自分のことがちゃんとできて初めて、そういうことが成り立つのですよ。」と優しく諭してくれました。自分の思い上がりと甘さを知った瞬間でした。

それから、大学院に進み、選んだ研究テーマも、結局先生から教わったことが元でした。

面倒くさがり屋の私が、毎年必ず年賀状をお出しする数少ない方々のお一人です。
それぐらい私にとって義理を欠いてはいけないお方だと思っております。
その年賀のつたない挨拶に、何倍もの量で暖かいメッセージをお書きくださったり、時には「これ読んでごらん」といくつかご著書や記事や推薦図書などを添付してくださったりもしました。
協力隊を離れてもなお、現在に至るまで、私の心のそばには先生がいらっしゃるのです。
今でも「先生にお見せして恥ずかしくない授業ができているか、恥ずかしくない教師に成長できているか」と、いつもどこかで思ってやっています。
先生、私、「いい教師」になれていますか?

最後に、協力隊時代にいただいた先生も大好きな谷川俊太郎さんの詩をご紹介します。
「初心忘れるべからず」。暴走しそうになる私に初心を思い出させてくれる、大切な詩です。


『若さゆえ』
                          谷川俊太郎

差しのべられた細い手
助けようとして君は助けられる
その手に
求めてやまぬひたむきな心
教えようとして君は学ぶ
その心に

(中略)

若さゆえありあまるきみだから
目に見えるものを与えることは出来る
だが目に見えぬものは
ただ受け取るだけ
それが何よりも大切なみやげ
きみの明日


これから先もずっと、先生の教えを胸に歩んでいきます。
先生、本当に長い間、お疲れさまでした。
これからも末永くご指導の程どうぞよろしくお願いいたします☆


【追記】先生は2016年3月末までご在任だそうです。







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2015年11月26日木曜日

本日のクラスのワンシーン 2015/11/26 テストの効果

ついこないだ始まったと思っていた初級クラスも、いよいよ大詰めです。
初めてとなる課テストを来週に控え、今日はそれに先立ちカタカナテストがありました。

いつもなら授業開始前はおしゃべりでうるさいぐらいなのに、今日はさすがにみんなカタカナとにらめっこ。
こちらの期待通り家でちゃんと勉強してきたようで、宿題も誰一人忘れることなくやってきました。

で、テストのあと、「どうだった?」と聞いたところ、「まあまあ・・・」という反応。
ある学習者が「テストは難しくないけど、それよりテストの前の勉強の方が大変!!何が出るかわからないから、ぜーんぶやらないといけない。」と言ってみんなそれに賛同。

でも、それこそこちらの狙いなんですよね☆

評価(テスト)の効果にはいろいろありますよね。
①学習促進
②教師と学習者双方が、今までの学習を見直し、今後の学習の調整を行う
③到達度を知る など

人って、「テスト」と聞くと、なぜかいい点とろうとしっかり勉強しますよね?
そのテストが人生左右するわけじゃなくてもです。
こちらは復習や、あいまいな記憶の定着のために、テストを利用しているにすぎないのです。
そして、ちゃんと準備してくれば、絶対悪い点にはなりません。それが成功体験にもつながります。

だからといって、テストを易しくしているわけではなく、ちゃんと「できてほしいレベル」を夢を持って設定しています。
学生は普段の授業で、または家で、テストに出る内容の練習をたくさんするのです。

だから、学生から上記のようなコメントが出て、正直「狙い通り!」と心の中でガッツポーズでした(^^)

もちろんそんなことは口には出さず、
「そう、簡単だったの~。それはみんながよく勉強したからだよ。すごいね~♪」
と、その努力を讃えました(^^)
いやいや、決して易しいテストではないので、これは本当に努力の賜物だと思います。

「来週は課テストがあるから、次のクラスで一緒に復習しましょう」
というと、「ギャー!」と悲鳴が上がりました。かわいいですね☆

さて、結果はどうでしょうか?採点してみます(^^)