こんにちは。さすらいの日本語教師です。
本日も当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。
日曜日は母の日でしたね。
ペルーに限らず中南米全体で言えることですが、こちらではお母さんをとっても大切にします。母の日はそれこそ盛大にお祝いします。
日本の小学校でも、母の日や父の日の前にお母さんへの手紙やメッセージカード、プレゼント作りなどをすると思いますが、こちらの学校では母の日の前にイベントを開催するところが多いそうです。ある学習者の通う学校では、イベントはもちろんのこと、年明けから母の日のためのプレゼント作りが始まったそうです。ちなみにその学習者(男の子)は、「自分で編んだマフラーを渡す」というものだったそう。すごいですね。
そして毎年、母の日の前か後の1週間は学校がお休みになるそう。すごいですね。
そういえば、学習者の中に「お母さんと旅行に行くからクラスを休む」という子がいました。「学校あるのになんでだろう?」と思っていたのですが、そういうことだったんですね~。
今日はあるクラスで「昨日の○時ごろ何をしていましたか」という質問をしました。
質問「昨日の午前8時ごろ、何をしていましたか」
Aさん「日本語を勉強していました」
朝は6時ごろにおき、8時には日本語を勉強していたそうです。さすが高校生、朝方生活で勉強週間もできていますね。
質問「昨日の午後6時ごろ、何をしていましたか」
Aさん「日本語を勉強していました」
・・・え?ずっと??
さすがにずっとではなかったようなんですが、なんでも友達を遊びに誘っても乗ってこなかったそうで、ひまだったと。で、暇だから日本語の勉強でもしようか、と思ったそうなんです。
すごく、すごく、カンゲキしてしまいました。
ひまなとき何しよう⇒日本語を勉強しよう というこの発想!
ちなみに遊びたい盛りの、勉強はできればしたくない10代の子ですよ??
普通ならゲームとかテレビとかアニメとか(←あ、これは見たそうです)、ダラダラとか、とにかく出かけるとか、そういうことを選ぶところですよね?(私ならそうします笑)
この子の日本語への愛を垣間見た瞬間、胸に暖かいものがブワーっと広がりました。
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