こんにちは。さすらいの日本語教師です。
本日も当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。
♪育ってきた環境が違うから~ 好き嫌いはイナメナイ~♪と、山崎まさよしさんの『セロリ』の歌詞を思い出すことが多いこの仕事。
今日は「子供のころ、しなければいけなかったことは何ですか?」という質問をクラスにして、返ってきた返事が予想に反していました。
「ごはんをたくさん食べなければいけませんでした。」→そうだね~
「8時間寝なければいけませんでした。」→これも、うん、そうだね~
「宿題をしなければいけませんでした。」→これは今もだけど・・・。だからしてこないのか??
日本人ならどうでしょうか。
「親の手伝い」関係、門限など、その家庭のルールを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。私はそうでした。
でも、こちらでは中流階級でも家にお手伝いさんがいることが多いので、親の手伝い=家事手伝いなどしたことがない子が多いのです。
家事はもちろん、自分の部屋の掃除や片付け、物の管理もしたことがないようです。
それに、学校や習い事は親や運転手が基本車で送り迎えして、高校卒業まで自分一人で出歩いたことがない人も大勢います。それはもちろんいろいろ危険だからなのですが、したがって門限などもありません。
「家にルールはないの?」というと、みんな「うーん」と言って考え込んでしまいます。
ですから、親に言われることは子どもの健康を気遣うことばかり。
♪育ってきた環境が違うから~♪ そりゃルールも価値観も概念も違うはずだ~、と、改めて思った一コマでした。
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