2016年2月14日日曜日

時間配分に気をつけよう

こんにちは。さすらいの日本語教師です。
本日も当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。


授業見学に入ったクラスで、先生が文字導入に30分の予定のところ、1時間使ってしまいました。
ご本人もやりながらうすうす気づいてはいたようなのですが、途中から変更もできず、そのままいったらこうなってしまったとのこと。
5~10分ぐらいならまだなんとかなりますが、30分挽回するのは至難の業。

テストを再来週に控えているため、進度の変更は無理。
しょうがないので一つの文法項目を次回に回して調整することにし、あとはなんとか超特急で終わらせていらっしゃいました。

ペルーでは学校によっては先生に進度も内容もおまかせ、というところがあるそうなのですが、そういうところやプライベートレッスンでしか働いたことがない先生は、時間配分やましてや教案を書くというご経験すらない、ということもあるかもしれません。

しかし、試験や進学を控えていたり、奨学金を申し込もうとしている学習者がいる場合、それまでにこのレベルまで力をつけてあげなきゃ、というような場合もあります。
何より学習者自身が「上手になった」という実感を得たいはず。
そのためにはある程度のスピード感というものも必要になってきます。

教師にとっても、計画を立て時間を管理する、という技術は、身につけておいて損はありません。
ゆるくするのは簡単ですからね。

・・・と偉そうに言っている私も、始めは時間配分がうまくできずに苦労しましたし、今でもクラスによっては計画通りに進まないことなんてざらにあります(^^;)
ただ、そうなったときのリカバリーのしかたを知っている、という違いだと思います。

ヨガと同じで、やりながら体得していくしかないんでしょうね。
私ですらなんとかできるようになったのですから、「私にはムリ」とあきらめず、がんばりましょう。
手始めに、時間に意識を向けることから始めてみてはいかがでしょうか。




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