2016年2月27日土曜日

一つの区切り

こんにちは。さすらいの日本語教師です。
本日も当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。


今日は、今までお手伝いくださっていた時間講師の先生の最終日でした。
これまで、教案チェック、クラス見学などをさせていただいて、私の方もたくさんのことを学ばせてもらいました。
クラスも今日が課テストだったので、学習者にとっても気持ち的に一区切り。

授業終了後、先生も学習者も顔が晴れやかだったのが印象的でした。
やっぱり、どんなことでも何かをやりきった人の顔は、輝いていてステキですね。

もちろん学習者の方は来週から新しい課に入って授業が続きますし、残念ながら追試になってしまった人もいます。でもその学習者は自分がこの課を十分には習得できていないことを自分で分かっていて、追試を受けたあとももう一度同じレベルをやりたいとの申し出がありました。
お金を払って勉強している当校の学習者にとって、同じレベルをもう一度繰り返すのはとても嫌なこと。これも、ある区切りまでやって自分の状態を把握できたからこその決断、勇気ある一歩だと思います。

他にも、今日で最後になるクラスが一つ。こちらはもう閉鎖です。
学習者が2人のクラスだったんですが、ある学習者は日本行が決定しもう来られず。もう一人の学習者は課テストで合格できず。追試も受けませんでした。
けっこう前の課からの未習得事項がたまっていて、もうどうがんばっても前に進めないぐらいになっていたのです。下のレベルのクラスへの移動となるのですが、果たして本人継続するかどうか・・・。先程も申し上げた通り、自分で「できない」と認識で来ていても、引き返してもう一度繰り返しやるのはとても勇気がいることなのです。

そして来週からは学校が始まり(これまでペルーは夏休みでした)、当校ではこれまでの夏授業の時間割から一変して、夜の授業が多くなります。これまで午前の集中クラスに来ていた学習者は、土曜クラスや夜クラスに移ってバラバラに。

ということで、なんだか今日は「区切り」を感じる日でした。
いつも同じように過ぎていく毎日も、こうして時間の流れと共に変化しているんですよね。
だからやっぱり、一日一日を、授業の一つ一つを、そのメンバーといる一瞬一瞬を、きちんと大切にしたいと思うのです。




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