こんにちは。さすらいの日本語教師です。
本日も当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。
日本語教育の世界では「飲んで」「聞いて」「食べて」などの連用形を「て形」と呼んでいて、初級の最初の山場となっています。
普通の日本人でも、こんなルールがあったなんて知らなかった!という人も多いはず。
子どもはルールなくても自然にできるようになっていますし、学校教育でもやりませんものね。
私も、日本語を教えるための勉強をするまで知りませんでした。
この「て形」の作り方のルールを教えるのに歌を利用されている先生方が多いかと思います。
私もその一人なんですが、この「て形の歌」ってのが、けっこういろんな種類があるんですよね。
昔から使われている有名どころですと「なんちゃら賛歌」に合わせたもの、ほかに「ロンドン橋おちた」とかもありますが、以外にすべてをカバーしているものって少ないんですよね。
そんな中、私が気に入って使っている「て形」の歌、それは「キラキラ星」の替え歌です☆
ご存知の方も多いかと思います。
では早速。左がキラキラ星の歌詞、右にそれに合わせたて形の変形です。
→は読まずに、ほかを歌詞に当てはめてください。
キラキラ いちり→って
光る びみに→んで
おそ き→いて
らの ぎ→いで
星よ し→して
まばたきしては 行きます→行って
みんなを見てる たべます→食べて
キラキラ光る 学校へきて
お空の星よ べんきょうしてください
これなら1グループ(=五段活用)の変形全て(「行く」が「行って」になる例外も含めて)、2グループ(=上一段・下一段)、3グループ(カ変・サ変)の全ての変形が入っています。
それにこのメロディーなら世界中だれでも知っていますし、最後が「~ください」とセットになっている点、そして「学校へ来て勉強してください」と学習者へのメッセージになっている点も好きな理由です(^^)
今日もこれを使って「て形」の導入・練習をしました。
みんなで何回か歌って、個人でしばらく練習したら、1回目なのになかなかスムーズに変形できるようになりました~(^^)ま、ここからが長い道のりなんですけどね(^^;)
それまで「なんちゃら賛歌」しか知らなかった先生でも、「これはいい!これからこっちにする!」とファンになって採用してくださった方、結構多いんです。
私もいつどこで知ったのか覚えていないのですが、オススメなのでシェアします☆
そしてもし他にもいい覚え歌があったらシェアしていただけると嬉しいです(^^)
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